そして夜。
友達と待ち合わせして酒、食料そして花火を買って海に向かいました。
海には僕ら以外誰もいなくてとても静かでした。

人がいないせいかスゴくテンションが上がりお酒もたくさん飲んで酔ってしまった僕は気づいたら一人でベンチに横になってました。

見えるのは満天の星。……と波の音だけしか聞こえない暗い海。

空を眺めてると前方から「ザッザザ、ザッザザ」っと足跡らしき音が聞こえてきたので友達が探しに来たと思い、顔を上げるとそれは友達ではありませんでした。
暗くて良くは見えなかったんですが服は白い法被のようなものを着ており、手には杖、首には数珠を…まるで山伏の格好した人が数人海に向かって歩いているのです！

時間は深夜2時過ぎ
「何だコイツら？」って正直思いました。
気になったので見ているとその人らの足が止まり、
その瞬間方向を変えてこっちに向かって来ました(°□°;)！
「うあぁ～」思わず悲鳴をあげてしまった僕はその場を離れようと必死で走ってました。
でも必死で走っても下は砂浜で思うように走れず「ヤバイ、ヤバイッ」焦りだけが先走ってました！
何とか友達の所まで辿りつききみんなに今あったことを全部話しました！

でも誰も信じてくれませんでしたp(´⌒｀q)。




あれから7年たつ今もたまに夢に見ることがあります。

あれは何だったんでしょうか？
思い出すだけで今でも怖くて鳥肌がたちます！